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2014年09月15日

中古車解体業に革命を〜“車の後始末”で世界を変える町工場

お金も、保険も、人生も、

共に夢を叶えるパートナー未来あんしん隊!

佐賀のファイナンシャルプランナーの小柳 善寛 です。


「ものづくり日本」の素晴らしさを経験した私ですが、

日本経済界企業の各業界に、日本国内またはグローバル的に、その道を極め、研ぎ澄まされた

能力や実力と、豊かな感性を持ち合わせた経済人の社長が沢山いらっしゃいます。

『カンブリア宮殿』村上 龍 ×経済人。

皆さんもご存知ですよね。私は、番組も毎週録画し欠かさず見ております。

今回は中古車解体業に革命を!

“車の後始末”で世界を変える町工場

会宝産業 社長

近藤 典彦(こんどう のりひこ)様

社長の金言
“循環する社会”を日本からつくる


日本国内で1年間に販売される新車の台数は約530万台。

その一方で廃車になる中古車は約340万台に上ります。

そのほとんどが国内に約2500あるという解体業者によって解体され、

鉄くずや使える部品として仕分けられるそうです。今その中古部品に注目しているのが

海外の自動車部品バイヤー達です。海外での日本車の人気は高く、新車だけでなく

中古車需要も膨らむ中、修理するのに必要な部品の需要も高まっているとか。

そんな自動車部品の取引額で業界最王手の自動車解体業者が石川県金沢市にあります。

世界74カ国と取引する「会宝産業」です。独自の取り組みで海外バイヤーから注目され、

小さな町工場からグローバル企業へと成長をとげました。日本の自動車解体業のイメージを

覆す取り組み、 世界へ日本の解体技術を広めるプロジェクトなど、その動きは業界内、

さらには海外からも注目されています。

近藤社長は『地球上を走る11億台の車を無駄無く

再利用できるビジネスモデルを構築する』。知られざる自動車中古部品ビジネスの全貌に共感

致しました。

世界74カ国にエンジンを売る!独自技術でグローバル企業に成長

会宝産業は年間1万4000台の自動車を解体しています。

精緻な解体技術で取り出された部品は状態もよく人気が高いようです。実に売上げの75%を

海外輸出が占めています。石川の小さな町工場がいかにして世界をまたにかける企業へと成長を

とげたのか。その秘密は、同業者の追随を許さない徹底したIT化だそうです。 

中古部品全てをバーコードで管理。データを見れば、車の年式や走行距離などを一目で見ることができ

る。さらに品質を保証する独自の規格を作り、客から信頼される商品を生み出しました。

さらに自社の在庫の管理データを海外でも見ることができる独自のシステムを構築。

海外のどこからでも、部品を購入することが可能になり、しかしそれでも、いち早く

良い部品を手に入れようと、泊まりこみでやってくる海外バイヤーもいます。

バイヤー達は コンテナの中に出来る限りの部品を詰め込み、少しでもお金に変えようと必死。

日本からのコンテナを追って行き着いたのはロシアのウラジオストク。

街を走る車の9割が日本の中古車。街には車の中古部品を扱う業者が200近くも点在するそ
うです。

そこでは驚くべき光景が、日本から仕入れた中古部品が仕入れ値の3倍近くの値段で売られている

にも関わらず、現地のドライバーは次々と部品を買い求めています。さらになんとロシアでは

エンジンを丸ごと積み替えて再利用しているのです。日本でゴミとされる部品が海外では宝へと

姿を変える現実がありました。

解体業を誇りあるビジネスに!

近藤社長は22歳で同社を設立して以来、裸一貫で町工場をグローバル企業へと成長させました。

世間から冷たい目で見られてきた自動車解体業の現実を味わいながら、常に近藤の心の中にあった

のが誇りある仕事として解体業を認知してほしいという思いだったそうです。近藤社長は

『あいさつ日本一、きれいな工場日本一』を掲げ徹底的に社員教育に力を注ぎ、業界を底上げするために

車の解体技術者の資格を作り、人材育成の研修センターも立ち上げました。

さらに海外からの幅広いニーズに答えるため、近藤社長の提案で全国にある20の自動車解体業者が

連携。茨城の解体業者は会宝産業と部品の在庫を共有することで約2億円売上げを伸ばしました。

そこには競争ではなく強調することで収益を大幅に増加させるカラクリが。
そして今では儲けだけの追求ではなく、解体業をエコ活動として誇り高いビジネスとして考え

業界全体の意識を高めています。

日本の優れた解体技術を世界に発信!町工場から地球を変える!

近藤社長の目は海外にも向けられています。途上国で廃車が不法に山積みにされている現実を知った

近藤社長は、日本の進んだ自動車解体技術を海外の途上国に伝えようと考えたました。

アフリカでも最も人口の多い国ナイジェリア。国を走る約3割の車が中古の日本車です。

この国では使われなくなった車が廃棄され、自動車部品がゴミとして山積みになっています。

しかし日本の優れた解体技術を使えばゴミが新たな資源へと生まれ変わります。

日本の解体技術を一から教える取り組みが開始されています。

「宝に会う」という会社 名そのまま、廃車・中古車の部品を、貴重な宝に変え、

おもに途上国と取引して います。英語はもちろん、ロシア語やスペイン語、中国語を話す

スタッフをそろえ、在庫・販売履歴をITで一括管理し、部品すべてに

バーコー ド付きのタグを付けて、「静脈産業」として信頼を高め、しかもアフリカなどで

自動車のリサイクルを指導しています。


私は「この会社すごいな〜」と思った
ところをご紹介させて頂きます。
ーーー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
会宝産業から2つのメッセージ

あいさつ日本一
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「会宝産業の人ってみんな元気だね!」と、とてもよく言われます。

その理由は、あいさつです。

会宝産業では、お客様にだけではなく、社員同士も元気に笑顔であいさつします。

すべては、あいさつに始まり、あいさつに終わる。

あいさつは人として最も基本的なマナーであり、コミュニケーションの最初の一歩です。

あいさつをすることで、お互いの心が通い、無関心ではいられなくなります。

あいさつが社内だけでなく、家庭、そして地域に広がると犯罪が減り、平和な世の中になります。

私たちは、あいさつを通して、人としての基本を学び、人種、世代、階級を超えて、人に元気を伝えます。

だから、私たちは、日本一のあいさつができる人になります。

きれいな工場世界一

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会宝産業にいらした方は、

 自動車解体ってすごいね!

 おもしろいね!

 かっこいいね!

と言って帰られます。

その秘密は、会宝産業の工場が
世界一きれいな工場を目指しているからです。

これからは、地球環境に貢献し、
新たな価値を創造する環境サービス業として、
誇りを持って働ける職場環境を実現します。


きれいな工場は、安全です。

きれいな工場は、生産性が向上します。

きれいな工場は、身も心も美しくします。

きれいな工場は、良い製品を生みます。

きれいな工場は、良いお客様と出会えます。

だから、私たちは世界一きれいな工場を創ります。

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以上がご紹介になります。
ここには記載はしておりませんが、会社のトイレは
皆さん素手でたわしを使って、ゴシゴシと便器の中まで
綺麗にトイレ掃除してました。
素晴らしい!!


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未来あんしん隊
ゼンカンライフプラザ株式会社

posted by 未来あんしん隊 ゼンカンライフプラザ at 18:13 | BLOG
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