トピックス
ブログ

2014年10月20日

教育費、ローン…働き盛りの認知症 過酷な現実

お金も、保険も、人生も、

共に夢を叶えるパートナー未来あんしん隊!

佐賀のファイナンシャルプランナーの小柳 善寛 です


認知症は高齢者だけの病気ではない

認知症は加齢とともに発症しやすい病気だといわれますが、高齢者だけの

病気ではありません。

年齢が若くても発症することがあり、65歳未満で発症した場合を

「若年性認知症」と呼びます。

厚生労働省の調べによると、若年性認知症の患者数は全国で約4万人。

18〜64歳の人口10万人あたりの患者数は47.6人。

性別で見ると、男性57.8人、女性36.7人と、男性が女性を上回ります。

30歳以降は5歳刻みの人口階層で認知症の有病率がほぼ倍増する傾向がみられ(図1)、

いずれの年齢階層でも男性が女性を上回っています。

若年性認知症の推定発症年齢は、51.3±9.8歳(男性51.1±9.8歳、女性51.6±9.6歳)。

働き盛りに発症することが多く、仕事に支障がでれば、家族の生活は経済的にも

精神的にも大きな負担を抱えることが心配されます。


認知症.png

40歳も過ぎると、もの忘れがひどくなったと思う人は少なくないでしょう。

若くして認知症になると、負担の大きさは高齢者の比ではありません。

 千葉県に住む藤田忠さん(仮名、50)も若くして認知症を患った一人です。

大企業に勤める成績のいい営業マンで、2人の男の子の父でもある忠さんに

異変が現れたのは、2年前のこと。

会議や顧客とのアポイントメントを忘れる、見積書の数字を間違えるといったミスが続き、

だんだんひどくなっていった。

やがて不眠を訴えるようになり、「大事な書類を隠された」と、いきなり部下を怒りだした

り、落ち込んだりするようになったために休職。

yjimageCA4QZ32X.jpg

いったん復職したものの、症状がエスカレートし、昨年末には退職せざるを得なくなった。

 妻の優子さん(仮名、48)は、

「当初はうつ病ではないかと、あちこちの病院を回りました。

2軒目の病院でアルツハイマー型認知症と言われたんですが、

50歳にもならないので信じられなかった。

周りからエリートと結婚したとうらやましがられていたので、

現実を受け入れたくなかったのかもしれません」

 何軒目の病院だっただろうか、夫と別の部屋に呼ばれた。

医師は、MRI画像で健康な人の脳と、夫の縮んだ脳を並べ、こう告げました。

「もう元に戻ることはありません。いずれ働くこともできなくなります」

 子どももいるのだから、これからのことを考えなければ。

優子さんは腹を決めたそうです。

 この先、不安のひとつがお金のこと。

障害年金は申請しているが、受給できたとしても働いていた頃並みというわけにはいかない。

住宅ローンは、残り15年。子どもたちは私立中高一貫校の中学2年と高校1年。

まだまだ教育費がかかる。

正社員になるべく、優子さんは職を探しているが、現実は厳しい。

 NPO「若年認知症サポートセンター」の干場功理事は、現役には高齢世代と

異なる特有の問題があるとみています。

大きく「家族との関係」「お金」「支援制度」の三つです。

 配偶者は若くして認知症になるとは思っていないため、病気に気づかず、

以前のような生活を無理強いしてしまうことがあります。

子どもは親の病気を受け入れられず、不登校や引きこもりになることも。

「遺伝するのでは」と悩む子もいます。

 病気による収入の減少も、教育費や住宅ローンを抱える世代にとって大きな打撃です。

今まで専業主婦だった妻は、働き手と介護者の役割を同時に担うことになります。

干場さんは言います。

「働けない状態は、本人のモチベーションも低下させてしまうんです。

同じ仕事は無理でも、単純作業に配置換えするなどして働き続けることが大事。

でも日本はそんなに余裕がなくて、認知症になれば大企業の社員でも公務員でも、

あっさり切られてしまうのが現実です」

yjimageCA0ERQIX.jpg

※AERA  2014年10月20日号より抜粋

“Living-Death”(リビング・デス)とは人の助けを借りなければ

力強く生きる事が出来ない事です。


思うように働く事もできず苦しい生活を送る事にならない様に、

また精神的負担と経済的不安を強いられても、力強く乗り越えて行く為に、

ライフプランニンでしっかりと対策を考える事は非常に大事なことです。



5年後、10年後、20年後・・・・・


将来の暮らしを思い浮かべてください


それが、あなたと御家族の


ライフプランです。


その夢の実現のために


■今から何をしますか?


■どういった努力をしますか?


・・・・それとも何もしないままですか?

ご相談の方はこちらのホームへ

お金も、保険も、人生も、

共に夢を叶えるパートナー

未来あんしい隊

ライフプラン

描けてますか、

あなたの人生。ご家族の将来。

幸せは、未来を見通すことから。

ライフプランにもとづいて、将来にわたる家計の収支をシミュレーション。

そこから必要な保障を明らかにしていきます。

現在と未来。自分と家族。

夢と現実

見えない不安が、確かなあんしんに変わります。



北は北海道から九州までクライアントがいる

プロのファイナンシャルプランナーです。

遠隔地の方もご相談ください。




ライフプラン1.jpg

posted by 未来あんしん隊 ゼンカンライフプラザ at 12:27 | TOPICS
一覧ページへ
一覧ページへ