お金も、保険も、人生も、
共に夢を叶えるパートナー未来あんしん隊!
佐賀のファイナンシャルプランナーの小柳 善寛 です。
住宅ローン締結後、何年か経過して貯蓄が増えたら、
将来支払うべき利息を軽減すべく、住宅ローンの一部を一括して返済する
『繰り上げ返済』をする方が多くみうけられます。
ただし、繰り上げ返済をした後に、家計が苦しくなったので元に戻すということ
はできませんので、利息効果よりもまずは、『本当にこのお金を繰り上げ返済に
充てても大丈夫か?』という事をしっかりと検証する事が大切です。
住宅ローンの元本を減らすことで、大きな利息軽減効果が見込まれる繰り上げ返済。
「オトク」「お得」とメリットばかりが紹介され、「何が何でも繰り上げ返済!」
と思い込んでいる人も多いかもしれません。
しかし、繰り上げ返済を盲信していると、かえって損をすることにもなりかねないって
ご存知ですか?
陥りがちな繰り上げ返済の落とし穴を、いくつか紹介してみましょう。
落とし穴その1■予備費
病気やけがで働けなくなったり、会社が倒産したり、人生、何が起こるか分かりません。
そんなときのために、手元には月収の3カ月〜半年分の予備費は残しておく必要がある
といわれています。
もし、手元に予備費がないと、万が一収入が途絶えてしまった場合、
金利の高いフリーローンなどを借りることにもなりかねません。
そうなっては本末転倒ですね。繰り上げ返済は、余裕資金で行うことが鉄則!です。
落とし穴その2■目的別貯蓄
教育費や車の買い替えなど、住宅ローン以外にも、大きな出費が必要になること
はあります。
予備費以外に貯金ができたからといって、何も考えずに繰り上げ返済してしまうと、
例えば数年後に、金利の高い教育ローンを借りる羽目になったりしませんか?
住宅ローンはいまや空前の低金利時代。
教育ローンやカーローンの金利は、住宅ローンより高いのが普通です。
近い将来、住宅以外に大きな出費が見込まれる場合は、
「繰り上げ返済しない」ことも賢い選択。
繰り上げ返済は、将来のお金の出入りを予測し、計画的に行いましょう。
カーローンの金利は、住宅ローンより高いのが一般的。
落とし穴その3■固定金利選択型
固定金利選択型ローンを利用している人は、「固定期間が明ける前に」と、
駆け込みで繰り上げ返済を考える人も少なくないようです。
しかし、固定期間が明けて金利が上がれば、当然ながら月々の支払額はアップします。
この時、繰り上げ返済で期間短縮されていると、支払期間が短い分、
支払額はさらにアップすることに。
一方、金利変更後の繰り上げ返済なら、金利の状況に応じた対応も可能。
あせらず、状況を見極めることも大切です。
また、金利が固定されている特約期間には、繰り上げ返済手数料を高く設定している
金融機関もあるので、この間の繰り上げ返済にはなおさら注意が必要です。
落とし穴その4■住宅ローン控除
年末の住宅ローン残高に応じて、所得税の税額控除が受けられる「住宅ローン控除」。
控除の対象となる住宅ローンの要件として、「償還期間10年以上」とあるのをご存知ですか?
期間短縮型で繰り上げ返済を頑張りすぎて、払い済み期間と残返済期間の合計が10年を
下回ると、住宅ローン控除が受けられなくなってしまうのです。
それでも、繰り上げ返済をしたほうがオトクとなるケースのほうが多いのですが、
繰り上げ返済のタイミングなどによっては、思うような効果が出ず、
損をすることになる場合もあるので、注意しておきたいですね。
繰り上げ返済には、このように思わぬリスクも伴います。
しかし、繰り上げ返済の効果が魅力的であることは確か。
最近では、普通預金の残高に応じて住宅ローンの金利を0%にする預金連動型の
サービスも登場していますし、長期のマネープランは、ファイナンシャルプランナーなど、
専門家に相談する手もあります。
繰り上げ返済については、ローンを組んでいる金融機関でも相談に乗ってくれることが
多いので、「何が何でも」という思い込みは捨てて、長い目で見た返済計画を立てるよう
にしたいですね。
繰り上げ返済には『期間短縮型』と『返済額軽減型』の2通りの手法があり、
それぞれの内容やポイントは次のようになります。
(1)期間短縮型
期間短縮型の特徴は以下のとおりです。
1.繰り上げ返済後も毎月の返済額は変わらない。
2.当初の返済期間より、返済期間が短くなる。
(2)返済軽減型
返済額軽減型の特徴は以下のとおりです。
1.繰り上げ返済後、毎月の返済額が軽減する。
2.返済期間は、繰り上げ返済前と変わらない。
期間短縮型と返済軽減型はどっちがお得?は次回ご案内いたします。
あなたはどういう対策を考えますか?
その考えは、ライフプランにあっていますか?
ご相談の方はこちらのホームへ
5年後、10年後、20年後・・・・・
将来の暮らしを思い浮かべてください
それが、あなたと御家族の
ライフプランです。
その夢の実現のために
■今から何をしますか?
■どういった努力をしますか?
・・・・それとも何もしないままですか?
ご相談の方はこちらのホームへ
お金も、保険も、人生も、
共に夢を叶えるパートナー
未来あんしい隊
ライフプラン
描けてますか
、
あなたの人生。ご家族の将来。
幸せは、未来を見通すことから。
ライフプランにもとづいて、将来にわたる家計の収支を
シミュレーション。そこから必要な保障を明らかにしていきます。
現在と未来。自分と家族。
夢と現実
見えない不安が、確かなあんしんに変わります。
北は北海道から九州までクライアントがいる
プロのファイナンシャルプランナーです。
遠隔地の方もご相談ください。
共に夢を叶えるパートナー未来あんしん隊!
佐賀のファイナンシャルプランナーの小柳 善寛 です。
住宅ローン締結後、何年か経過して貯蓄が増えたら、
将来支払うべき利息を軽減すべく、住宅ローンの一部を一括して返済する
『繰り上げ返済』をする方が多くみうけられます。
ただし、繰り上げ返済をした後に、家計が苦しくなったので元に戻すということ
はできませんので、利息効果よりもまずは、『本当にこのお金を繰り上げ返済に
充てても大丈夫か?』という事をしっかりと検証する事が大切です。
住宅ローンの元本を減らすことで、大きな利息軽減効果が見込まれる繰り上げ返済。
「オトク」「お得」とメリットばかりが紹介され、「何が何でも繰り上げ返済!」
と思い込んでいる人も多いかもしれません。
しかし、繰り上げ返済を盲信していると、かえって損をすることにもなりかねないって
ご存知ですか?
陥りがちな繰り上げ返済の落とし穴を、いくつか紹介してみましょう。
落とし穴その1■予備費
病気やけがで働けなくなったり、会社が倒産したり、人生、何が起こるか分かりません。
そんなときのために、手元には月収の3カ月〜半年分の予備費は残しておく必要がある
といわれています。
もし、手元に予備費がないと、万が一収入が途絶えてしまった場合、
金利の高いフリーローンなどを借りることにもなりかねません。
そうなっては本末転倒ですね。繰り上げ返済は、余裕資金で行うことが鉄則!です。
落とし穴その2■目的別貯蓄
教育費や車の買い替えなど、住宅ローン以外にも、大きな出費が必要になること
はあります。
予備費以外に貯金ができたからといって、何も考えずに繰り上げ返済してしまうと、
例えば数年後に、金利の高い教育ローンを借りる羽目になったりしませんか?
住宅ローンはいまや空前の低金利時代。
教育ローンやカーローンの金利は、住宅ローンより高いのが普通です。
近い将来、住宅以外に大きな出費が見込まれる場合は、
「繰り上げ返済しない」ことも賢い選択。
繰り上げ返済は、将来のお金の出入りを予測し、計画的に行いましょう。
カーローンの金利は、住宅ローンより高いのが一般的。
落とし穴その3■固定金利選択型
固定金利選択型ローンを利用している人は、「固定期間が明ける前に」と、
駆け込みで繰り上げ返済を考える人も少なくないようです。
しかし、固定期間が明けて金利が上がれば、当然ながら月々の支払額はアップします。
この時、繰り上げ返済で期間短縮されていると、支払期間が短い分、
支払額はさらにアップすることに。
一方、金利変更後の繰り上げ返済なら、金利の状況に応じた対応も可能。
あせらず、状況を見極めることも大切です。
また、金利が固定されている特約期間には、繰り上げ返済手数料を高く設定している
金融機関もあるので、この間の繰り上げ返済にはなおさら注意が必要です。
落とし穴その4■住宅ローン控除
年末の住宅ローン残高に応じて、所得税の税額控除が受けられる「住宅ローン控除」。
控除の対象となる住宅ローンの要件として、「償還期間10年以上」とあるのをご存知ですか?
期間短縮型で繰り上げ返済を頑張りすぎて、払い済み期間と残返済期間の合計が10年を
下回ると、住宅ローン控除が受けられなくなってしまうのです。
それでも、繰り上げ返済をしたほうがオトクとなるケースのほうが多いのですが、
繰り上げ返済のタイミングなどによっては、思うような効果が出ず、
損をすることになる場合もあるので、注意しておきたいですね。
繰り上げ返済には、このように思わぬリスクも伴います。
しかし、繰り上げ返済の効果が魅力的であることは確か。
最近では、普通預金の残高に応じて住宅ローンの金利を0%にする預金連動型の
サービスも登場していますし、長期のマネープランは、ファイナンシャルプランナーなど、
専門家に相談する手もあります。
繰り上げ返済については、ローンを組んでいる金融機関でも相談に乗ってくれることが
多いので、「何が何でも」という思い込みは捨てて、長い目で見た返済計画を立てるよう
にしたいですね。
繰り上げ返済には『期間短縮型』と『返済額軽減型』の2通りの手法があり、
それぞれの内容やポイントは次のようになります。
(1)期間短縮型
期間短縮型の特徴は以下のとおりです。
1.繰り上げ返済後も毎月の返済額は変わらない。
2.当初の返済期間より、返済期間が短くなる。
(2)返済軽減型
返済額軽減型の特徴は以下のとおりです。
1.繰り上げ返済後、毎月の返済額が軽減する。
2.返済期間は、繰り上げ返済前と変わらない。
期間短縮型と返済軽減型はどっちがお得?は次回ご案内いたします。
あなたはどういう対策を考えますか?
その考えは、ライフプランにあっていますか?
ご相談の方はこちらのホームへ
5年後、10年後、20年後・・・・・
将来の暮らしを思い浮かべてください
それが、あなたと御家族の
ライフプランです。
その夢の実現のために
■今から何をしますか?
■どういった努力をしますか?
・・・・それとも何もしないままですか?
ご相談の方はこちらのホームへ
お金も、保険も、人生も、
共に夢を叶えるパートナー
未来あんしい隊
ライフプラン
描けてますか
、
あなたの人生。ご家族の将来。
幸せは、未来を見通すことから。
ライフプランにもとづいて、将来にわたる家計の収支を
シミュレーション。そこから必要な保障を明らかにしていきます。
現在と未来。自分と家族。
夢と現実
見えない不安が、確かなあんしんに変わります。
北は北海道から九州までクライアントがいる
プロのファイナンシャルプランナーです。
遠隔地の方もご相談ください。