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2014年11月13日

適切な保険期間に設定されていますか?

お金も、保険も、人生も、

共に夢を叶えるパートナー未来あんしん隊!

佐賀のファイナンシャルプランナーの小柳 善寛 です。


平成の大増税に伴い、消費税が5%から8%へと増税されたことにより、

家計への影響がとても大きく感じていることと思います。

少しでも家計を楽にしたいと頭を悩ませているご家庭も少なくないと思いますが、

そんな時だからこそ保険の見直しをされる家庭が増えています。

そんな保険ですが、なぜ保険料が高いと感じるのか、

どのようなところに保険料が使われているのかを知っている人はほとんどいないと思います。

保険料がどんな風に構成されているのかを知り、自分の支払う保険料がどう

使われるのかを知ってから見直しをするのも一つの方法だと思います。

fp_img07.jpg

保険料の基本構成とは?

 保険料の基本構成と一言で言っても、保険そのものの種類がとても多いので、

今回は生命保険についてお話をしていきたいと思います。

まず保険料の基本構成を知る前に、「生命保険とはなんなのか?」を簡単にご説明して

おきましょう。

生命保険とは、加入者(被保険者)に起きた万が一に備え、

その残された家族の生活をカバーするものとされ、相互扶助に基づき形成されています。

相互扶助とは、簡単に言えば「一人はみんなのために、みんなは一人のために」ということ

で、毎月支払う保険料は、自分も含め保険を利用する人の保障として支払われるという

ことです。

万が一の際に10,000円受け取れる保険に、10人の人が加入していると仮定すると、

一人の保険料は1,000円で、そのうちの一人に万が一が起きれば、

10人から集めた合計額の10,000円がその人に支払われるというのが保険です。

 保険料はこのように、相互扶助に基づいた考えによって決められているのですが、

もっと細かくすると3つ要素によって決められています。

3つの要素とは「予定死亡率」「予定利率」「予定事業費率」によって決められていきます。

「予定死亡率」とは、生命表から死亡率を割出し、将来の保険金の支払いに充てるために

必要な保険料率、「予定利率」は保険料の一部を運用し、

その運用から得られる収益を予定し、あらかじめ一定の利率で割り引くための料率、

「予定事業費率」は、保険会社の運営上必要とされる経費をあらかじめ

保険料へ組み込むための料率です。

「予定死亡率」や「予定利率」は、各保険会社でほぼ変わりませんが、

「予定事業費率」は各保険会社によって異なるため、保険料に差が生まれるということ

につながっています。




前回のおさらいから。

適切な保険金額を設定されていますか? 

万一の保障額は多いにこした事はありません。

しかし、そのために多額な保険料を支払い続ければ、保険料帆支出がふ

て貯蓄額が減少します。

貯蓄ほどすべてのリスクに万能な備えはありません。

ただし、貯蓄額を短期的に急増させるのは難しいいため、短期・中期的には

無駄のない適切な保険でリスクをカバーし、長期的に貯蓄でカバーされたほうが
いいでしょう。

35歳男性  保険期間(65歳まで)

定期保険 保険金 5000万円のケースと3000万円円の対比

※割引の適応無し

保険を安くしたい.png


累計保険料は246万円もちがいます!

この差額を貯蓄できたば、老後、夢実現資金になります。


ポイント!

保険金の設定には、ライフプランから分析が必要になります。

遺族の生活費をカバーするには、公的年金(遺族年金や遺族がもらう老齢年金)、

貯蓄、住宅ローン、遺族の働き方などあげられますが、それらで補えない金額を

生命保険でかんがえる必要があります。

特に公的年金の受給の有無や金額については、ライフプランをとして考えて見ましょう。


適切な保険期間に設定されていますか? 

保険の高さと同様、保険期間(保障される期間)も長いにこした事はありません。

しかし保険期間が
長いということは、保険会社にとっては保険金を支払う可能性が高くなります。

よって保険会社に支払う保険料は高くなります。

35歳男性 定期保険 保険金 5000万円の保証内容で

保険期間が70歳のケースと60歳のケースを対比

※割引の適応無し

保険を安くしたい1.png


月額保険料は、5400円の異なります。

また、70歳の定期保険を60歳で解約したとしても、累計保険料は

660万円(22,000円×12ヶ月×25年)となり、

差額は162万円にもなります。


ポイント!

保険金の設定と同様、保険期間の設定もライフプランの分析が必要です。

何歳になったら十分な貯蓄ができて、保険で遺族の保障が必要な金額が少なくなるか・・・。

収支のバランスとライフイベントと実現したい夢・希望と保険に対する

価値観から検討をされたほうがいいでしょう。

遺族年金を考慮すると、生命保険の死亡保障は適正な保険金額になります。

あなたの死亡保障。そんなに必要ですか?

保険に入りすぎてませんか?

遺族年金の内容の説明がなく、死亡保険を提案する生命保険の担当者は

信用できますか?

保険の内容がよくわからない・・・それって危険信号かもしれません!
 
 
 


あなたはどういう対策を考えますか?

その考えは、ライフプランにあっていますか?


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5年後、10年後、20年後・・・・・


将来の暮らしを思い浮かべてください


それが、あなたと御家族の


ライフプランです。


その夢の実現のために


■今から何をしますか?


■どういった努力をしますか?


・・・・それとも何もしないままですか?


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未来あんしい隊

ライフプラン

描けてますか

あなたの人生。ご家族の将来。

幸せは、未来を見通すことから。

ライフプランにもとづいて、将来にわたる家計の収支を

シミュレーション。そこから必要な保障を明らかにしていきます。

現在と未来。自分と家族。

夢と現実

見えない不安が、確かなあんしんに変わります。

北は北海道から九州までクライアントがいる

プロのファイナンシャルプランナーです。

遠隔地の方もご相談ください。
 


ライフプラン1.jpg

posted by 未来あんしん隊 ゼンカンライフプラザ at 16:12 | TOPICS
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