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2014年12月26日

54年ぶり〜キューバとの国交正常化に向け〜アメリカが交渉開始へ背景何があったのか

世界の沸騰する現場から

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オバマ大統領は12月17日、1961年以来、半世紀以上も外交関係が断絶しているキューバと、

国交正常化に向けた交渉を始めると発表しました。

2015年に国交が回復すれば、54年ぶりとなります。

両国は相互に大使館を設置し、貿易と旅行の規制を緩和する方針です。

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キューバ革命、そして国交断絶の歴史

アメリカから約150キロしか離れていないキューバは、かつてアメリカの実質的な保護国

でした。

しかし、フィデル・カストロ氏らがキューバ革命で当時のバティスタ政権を打倒した後、

アメリカと対立が起こりました。

貧しい農民や労働者らの利益を代弁する政府を掲げたカストロ政権が、当初はアメリカとの

友好を求めたものの、農地改革の過程でアメリカ企業を接収したことが原因でした。

これに対して、アメリカはキューバの主要産業である砂糖の輸入を停止。

ここに、冷戦のさなかだったソ連がキューバに砂糖の買い付けなど経済協力を申し出たため、

キューバは急速にソ連に接近。東西対立に巻き込まれていきました。

これを受けてアメリカは1961年にキューバとの国交断絶を通告。

対するキューバは社会主義革命を宣言した。カストロ氏がアメリカの圧倒的な力に対抗する

ために選択したのが、ソ連の強大な力を借りること、すなわち社会主義体制への転換でした。

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フィデル・カストロ氏(1979年撮影)


そして、1962年10月、ソ連がキューバに核弾頭ミサイル基地建設を進めていることが

明らかになると、アメリカが戦艦と戦闘機でキューバを海上封鎖するキューバ危機が発生。

ソ連が譲歩してミサイルを撤去し、衝突は回避されたものの、世界中を核戦争の瀬戸際に

陥れました。

その後、アメリカはキューバとの貿易を全面的に禁止するなどの経済制裁を発動し、

この措置が現在まで継続されていました。

キューバは無条件の国交正常化や経済制裁の解除を強く求めていたが、アメリカ側も

キューバに対し、現在の共産党の一党体制から複数政党制とすることや、政治犯の釈放などが

実現されない限り、要求には応じない姿勢を堅持してきました。

一方で、キューバは海外からの投資の誘致や市場経済化を進め、ロシアや中国が経済的関係の

強化を模索。アメリカの政財界からはビジネスチャンスを逃さないよう、経済封鎖の解除を

求める声があがっていました。

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テーラー統合参謀本部議長らと会談するケネディ大統領(1961年)

日本からは遠い、まさに謎に包まれた"国家"の驚くべき実態、

そこから意外にも見えてくる日本の未来とは!?

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国民の英雄 チェ・ゲバラ

最後の社会主義国!カリブの孤島・キューバ

カリブ海に浮かぶキューバ。

楽園、サルサといった陽気なイメージの一方で、革命、ゲバラといったハードなイメージも

併せ持つ。

しかし謎なのが、その国家体制。ソ連が崩壊し、中国が資本主義にまい進するという

世界激変の中もなお、カストロ議長の下、「社会主義」国家の建設を推し進めてきたのだ。

果たしてその実態は?

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1950年代で「時代が止まった」街

キューバでは、今となっては懐かしさを覚える“社会主義的光景”がなお健在です。

食糧配給や、国営レストラン、教育・医療の無償サービスといった国家による統制制度。

さらに、鎖国政策の影響で、街を走る車は、今もなお、1959年の革命前のアメリカ車

ばかり。“クラシックカーの博物館”と呼ばれるゆえんです。

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街を走るクラシックカー

キューバ“変化の象徴”はグリエル!日本から追跡取材

さすがに時代遅れの制度・政策の下、経済は低迷し、カストロも一線を退き…いよいよ変化の

兆しが表れてきました。

その変化の象徴が、外貨獲得のための最大の“輸出”作戦。

それは、今年日本で話題になったキューバのプロ野球選手たちです。

DeNA球団で大活躍したグリエル選手に密着、

彼と彼の家族を通して見えてくる、キューバの実態とは?

街では、資本主義的な政策も、おそるおそる始まった。「まずい」と評判の国営レストラン

に対抗して、個人による民営食堂がブームに。何と、日本食堂も!

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キューバに帰国中のグリエル選手

未来予測「未知なる国でニッポン新発見」

キューバやソマリランドなどは日本にとってあまり関係ない国ですが、日本を新発見する

ためには、このような未知なる国に行かなければならないとおもいます。

例えば、年功序列制賃金や、友好的な労使関係など平等な社会を築きあげた日本だから

こそ、できることがあるのではないか・・・。

ソマリランドは「平和」を大事にしています。

そこに行ってみると、日本の繁栄もまさに平和の上に築いてきたと、再認識、再発見

できる。勇気とスピードを持って、未知なる国に打って出ることがこれからの日本には

必要だとおもいます。

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posted by 未来あんしん隊 ゼンカンライフプラザ at 17:48 | BLOG
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