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2015年01月25日

世界の水族館からオファーが殺到〜81歳・職人社長の驚きの仕事術

世界の沸騰する現場から

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佐賀のファイナンシャルプランナーの小柳善寛です。


私は『ものづくり日のすばらしさ』を知っているだけに、不可能を可能にする

フロンティアスピリットに共感してしまいます!!

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世界の水族館から注文殺到!81歳・職人社長の驚きの仕事術

日プラ社長 敷山 哲洋 さま (しきやま てつひろ さま)


社長の金言  一歩先を考えることがオリジナルを生む


ガラスより透明度が高く、強靱で加工がしやすく、コストも低い──。

そんなアクリル素材を世界で初めて水族館の水槽に使って成功を収めたのが、香川県高松市の

メーカー、日プラです。

現在ではアクリル水槽で世界7割超のシェアを誇る同社の社長、敷山哲洋氏。

年間303万人が訪れる人気の沖縄美ら海水族館。

最大の魅力は迫力満点の透明で巨大な水槽にある。

高さは8.2m、幅は22.5m、テニスコート程の大きさで、完成後の2003年には、ギネスに

世界最大と認定されました。

世界から注目を集めるこの水槽を作ったのは、実は、従業員数、わずか86人の香川県にある

「日プラ」という中小企業です。

あまり知られてはいないが、2008年には「ザ・ドバイモール」の水族館でギネス記録を塗り

替え、2014年1月には、中国・広東省の水族館で高さ8.3m×幅39.6mの水槽パネルを作り、

三度もギネス記録を更新してきました。

四国の田舎町にあるこの中小企業「日プラ」に、いまや世界の名だたる水族館からオファーが

殺到。

水族館用大型アクリルパネル「アクアウォール」で世界シェア7割を誇り、納入実績は世界60

か国を数える世界的企業に成長しているそうです。

地方の中小企業を世界が注目する企業に変えた、日プラ・敷山哲洋社長は、なぜ地方メーカー

を大きく変貌させることができたのか?

世界で勝てる“ものづくり会社”を生み出した経営手腕とベールに包まれてきた、その極意に

迫る!


--オフィスの1階に沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館の水槽に使われているアクリルパネルが

展示されていますね。

あれは603ミリあります。ドバイの水族館で使われているのが750ミリで、それが今のところ

一番厚いパネルです。

-- なぜそれほどの厚みがあるのに、透明度が全く損なわれないのでしょうか。

難しく考えてはいかんのですわ。

水槽のパネルは、薄いアクリル板を何枚も貼り合わせて作るのですが、板とそれを貼り付ける

接着剤の屈折率が同じやったら、透明度は落ちないんです。

透明な水になんぼ透明な水を注ぎ足そうが透明なまんまでしょ。

もちろん、水が濁っとったらそうはいきませんが。

アクリルは全く濁りがない素材で、透明度はガラスと一桁違います。

さらに、うちでは接着剤も自分のところで作っています。

接着剤の屈折度はアクリル板と一緒です。

ですから、何枚貼り合わせようが透明なまんまなんです。

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大きさだけじゃない!世界最高の品質を生み出す独自戦略!!

「水族館の水槽」といえば、一般的には、ガラスというイメージだが、実は、世界の巨大水槽

の多くが アクリルで作られている。

アクリルは石油から作られる樹脂で「加工しやすく、耐久性に優れ、透明度が高く、ガラスよ

り軽く、割れにくい」特徴があるという。

いまや多くの水族館で使われるアクリル水槽だが、実は、水漏れ事故も相次いでいる。

近年でも、ドバイ・中国・アメリカなどで水槽の破裂事故が現実に起きているのだそうです。

だが、大きさでギネス記録を持つ「日プラ」の製品は、これまで事故を起こしたことが

ないのです。大きさだけを競うのではなく、その品質の高さが世界から信頼を得ていると

いうことです。

-- 他の会社にはない技術なのですか

他社さんのことはよく分かりませんが、アクリルそのものを厚くするという発想でやるとう

まくいかんでしょうね。

1枚のアクリル板の厚さが100ミリ、150ミリとなると、中の分子がぱらぱらの状態になって、

バランスが崩れてしまいます。

30ミリから40ミリ。そのくらいが一番安定した板になるんです。

だからうちでは、それを何枚も貼り合わせていってぶ厚いパネルにするわけです。

接着剤の技術も重要で、透明度だけでなく耐熱性も求められます。

アクリル板は、接着してから160度から165度くらいの温度で成形するので、接着剤もその熱に

耐えられなければなりません。

そうでないと、アクリル板を1枚1枚成型してから貼り合わせなければならなくなって、

コストがものすごくかさみます。

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地方の中小企業が世界的メーカーに変貌!その秘密とは…

四国・香川県の田舎町に本社を置く、敷山が率いる「日プラ」。

なぜ、無名の中小企業が世界各国から注目を集める水槽メーカーになったのか?

そこには敷山の執念ともいえる職人魂があったという。

もともと化学メーカーに勤務していた敷山社長。

その会社に在籍していた当時、高松市にある屋島水族館の館長から「水槽の柱をなくして

ほしい」という要望を受けました。

敷山社長は、アクリルの持つ可能性を広げる、その依頼を受けたいと感じていたが、勤務先

は、その依頼をあっさりと断ってしまったのです。

「アクリル水槽の仕事をやってみたい」そう考えた敷山社長は、依頼を受けるために化学

メーカーを退社。

仲間と共に起業し、柱のない世界初の大きな回遊水槽を作ったのです。

しかし、その成功によってアクリル水槽がビジネスになると見た大手メーカーがアクリル水

槽分野に相次ぎ参入し、日プラは経営困難に陥ってしまう。

だが、敷山社長は諦めなかった。

そして、アメリカの名門モントレーベイ水族館との運命的な出会いをきっかけに世界へと

打って出ることに。

日プラの運命を変えた、これまで語られなかった秘話と、その根底にある敷山社長の独自の

戦略に迫ってみたいと思います。

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オンリーワンを生み出す“多能な社員”を育てろ!

いまや世界各国でプロジェクトを進めている日プラ。

2014年の夏、中国・四川省にある成都ショッピングモール内で巨大水族館の製作が山場を

迎えていました。

実は、日プラはアクリル水槽の製造だけでなく、設置までを請け負っているそうです。

この設置方法にも独自のノウハウがあり、それを確実に実行していることが事故ゼロを生み

出していると。

世界各地で同時に行われる水槽の設置工事。

実は、86人の従業員で、それを実現させる秘密がありました。

それが“多能工”と呼ばれる社員にあります。

現場の社員の多くは、いろいろな職業を経て来た中途採用者。

しかし、日プラは、そうした社員をマルチに活躍できる人材へと変えるシステムを導入して

いました。

専門性が問われる現場で、あえて多能工を育成する日プラの人材戦略の秘密を探る!

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posted by 未来あんしん隊 ゼンカンライフプラザ at 18:30 | BLOG
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