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2015年02月14日

1次産業にこだわる!〜世界が注目する和牛王の不屈経営術

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佐賀のファイナンシャルプランナーの小柳善寛です。


農業生産法人のざき

野? 喜久雄 様(のざき きくお さま)

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社長の金言

苦しみこそが人を育てる

業界を揺るがした輸入牛肉の自由化や大洪水の被害…そんな逆境を乗り越え、世界から注文が

殺到する“和牛”を育てる社長がいらっしゃいます。

鹿児島県薩摩川内市で和牛の大規模肥育を営む野?喜久雄社長、65歳です。

もともと地方の小さな牛の肥育農家だった野?社長は、これまで数々の逆境に見舞われて

きました。

だが、そんなピンチの中でも1次産業にこだわり、その都度、打開策を打ち出して成長を実現

させてきました。

驚くべきことに、野?社長の経営する農業生産法人で育てた牛は、肥育期間が通常よりも

約3ヵ月短く、病気になる数も大幅に少ないということです。

そして、国内の牛肉コンクールでは数々の賞を受賞してきました。

なぜ、野?社長は、同業者がうらやむ牛を育てることができるのか?

そして、苦難にさらされながらも1次産業にこだわってきたのか?

世界が注目する和牛王「野?」の不屈の経営術と、野?社長が生み出した独自すぎる牛の育て

方をみてみましょう。

極上和牛を大量生産できる驚異の肥育システム

黒毛和牛の肥育に特化し、最高級黒毛和牛を安定的に大量生産する独自のシステムを作り出し

た「のざき」。

ブランド名は「のざき牛」。牛肉のブランド名と言えば、「松坂牛」「神戸牛」「飛騨牛」

など、ほとんどが地名で名付けられている。

実は、牛肉のブランド名に「のざき牛」という個人の名前を付けたのは国内で、野?社長が

最初だといいます。

いまや、東京・恵比寿の外資系高級ホテル・ウェスティンの最上階にある鉄板焼店でも絶大な

人気を得ていて、ウェスティンホテルは、「のざき牛」を扱うようになってから売り上げが

急増したといいます。

いまや引っ張りだことなった「のざき牛」。

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育てられているのは、鹿児島の薩摩川内市にある牧場。

ここで一般的な肥育会社の100倍近い4800頭が育てられています。

しかも、驚くことに「のざき」では、その4800頭の牛を、わずか15人で育てているそうです。

最高級の牛肉を少人数で育てる秘密。

それこそ、野?社長が生み出した独自の肥育法にあると。

高級和牛を安定的に大量生産する野?の独自すぎる肥育の秘密にせまりたいとおもいます。

逆境に負けない!野?の不屈経営の神髄を徹底解剖!

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鹿児島県の家畜市場に巨大な牛の銅像があります。

その名は、平茂勝。子孫は、全国に31万頭以上とも言われる伝説のスーパー種牛です。

この種牛を見出したのが、実は、野?社長でした。

なぜ、牛を育てることを専門にしている野?が種牛を見いだしたのか?その背景にあったもの

こそ、日本の牛肉生産農家を激震させた輸入牛肉の自由化でした。

それまで高い関税に守られていた国産和牛。

その自由化の動き対して、当時の関係者の間では「輸入牛肉の関税自由化が実現すれば、

壊滅的な打撃を受ける。」そんな悲観的な空気が広がっていたといいます。

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しかし、野?社長は、ただ「自由化」に不安を抱くだけでなく、輸入牛肉に対抗できる和牛の

育成で輸入牛肉に対抗しようと考えたのです。

そして、これまでの2倍近くの大きさに成長する種牛を見つけ出し、それを種牛にして和牛を

育てる方法に舵を切りました。

その時に、野?社長が見出した牛こそ、あの平茂勝だったのです。


しかも、野?社長は、この平茂勝を独占することなく、日本全国の和牛生産者が買える仕組み

にして、国内の和牛関係者を輸入自由化という荒波から救ったのでした。

災害や社会変化など、数々の逆境に立たされてきた野?社長。

しかし野?は、その度に、正面から課題に立ち向かい、強さを身に着けてきました。

なぜ野?社長は逆境に負けず、成長を続けられたのか?野?社長が生み出した不屈経営術の

神髄は素晴らしいと思います。

1人で400頭の牛の世話!?業界の常識を破った“のざき流人材育成術”

東京食肉市場のコンテストで過去3回も最高賞を受賞している「のざき牛」。

実は、そんな快挙を成し遂げた社員は…20代の若者だといいます。

よくよく話を聞くと…「のざき」の社員の平均年齢は25歳。

後継者不足が深刻化する1次産業にありながら、「のざき」では若者がイキイキと仕事をして

います。

その秘密が、入社直後から、牛舎まるごと任せ、一人で400頭の牛の世話をさせる独自の人材

活用術にあります。

社員が世話をする牛の価値は、約3億円。

だが、野?社長は、社員を一国一城の主として、餌のタイミングや世話の方法まで、すべて

任せてしまうという。

社員が自分で考えて仕事ができる「場」を与える、のざき流人材育成術。

その独自の仕組みは素晴らしいと思います。

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posted by 未来あんしん隊 ゼンカンライフプラザ at 16:11 | BLOG
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