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2015年03月28日

日本最大級の面積を誇る直売所の『規格外』戦略〜究極の地産地消で小さな経済圏を作れ!

世界の沸騰する現場から

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IT技術が進歩していく中で色々な可能性が広がってきていますが、机上の空論で終わるよう

なサービスが多いと思います。


年寄り相手に携帯やタブレットを使いこなせるように導くなどうまく利用している日本最大級

の面積を誇る直売所があります。

愛媛・今治市にある農産物直売所「さいさいきて屋」。地元の言葉で「何度も来て」という

店名の通り、客を圧倒する豊かな品揃えを目当てに、今や年間120万人が訪れる全国最大級の

直売所として知られています。

地元客だけでなく、わざわざ泊りがけで買いに来る客もいるほどの人気だそうです。

一体なぜこれほど活況の直売所が、タオルと造船の町に生まれたのか。

そこには高齢化する農業を逆手に取った独自の仕組みと直売所が地域社会をつなぐ核になろう

という「規格外」の発想がありました。

2014年には移動手段がない高齢者の方にも、新鮮な食料品や日用品を提供する方法として、

ドコモのタブレットを無償貸与するというサービスを開始されて、お年寄りの安否確認にも

一役かっているようです。

これは地域貢献の極みともいえるようなシステムのよで、おそらくシステム的には配送に

かかる費用なども高額になるはずですし、利益としては厳しいような気もします。

地域貢献への強い志と、「さいさいきて屋」の確固たる売上があるからこそでしょう。

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さいさいグループ代表

西坂 文秀 様(にしさか ふみひで さま)

社長の金言

小さく回す経済が地球を救う“55歳からの農業”を日本の未来の力に


売上高27億円!工業の町で人気の農産物直売所

瀬戸内海に面したタオルと造船の町、愛媛県今治市。

地域は山と島々で平地は狭く、15年ほど前まで農業は農家の高齢化とともに衰退する一方

でした。

そこに今、日本最大級の農産物直売所「さいさいきて屋」があります。

商圏人口は、たった10万人だが、年120万人が訪れ、売上高は27億円に上ります。

旬の野菜や名産品の柑橘類から瀬戸内海の魚まで地元の食材が圧倒的な量で並び、併設

カフェでは、アンバランスなほど巨大イチゴが山盛りのケーキが飛ぶように売れていました。

今治のイチゴをおいしく食べてもらおうというデザートで、あくまでも主役は地元のフルーツ

なのだそうです。

原動力は高齢農家のやる気!

出荷農家1300人のほとんどは、兼業、小規模、高齢などの「農業弱者」。

この農産物直売所を企画したJAおちいまばりの西坂文秀さんは、1999年ごろ高齢化と共に

地域の農業が衰退し《農協に農家が来なくなっている》ことに愕然とすることに。

大量に生産する専業農家が減っていたからだそうです。

その現実を見て「これから地域の食と農を支えてゆくには兼業農家に活躍してもらう場が

必要だ」と考えています。

そして、少量しか生産しない兼業農家に「きゅうり一本でも出してほしい」と呼びかけ、

2000年に小さな直売所を始めました。

すると、栽培した野菜を自分で値付けし自身の名前を付けて売る喜びに、農家が目覚めまし

た。

店には、少しでも良い売り場を確保しようと早朝から農家の行列ができるほどだそうです。

高齢農家の「やる気パワー」が、直売所の豊かな店頭を生み出していました。

さらに、そうした高齢農家の姿を見た若者が農業に参入するケースも増えているそうです。

目指すは「日本一売れ残りの少ない直売所」!

出荷農家は、夕方売れ残ったものを持ち帰るルール。

携帯電話で売上送信!

「さいさいきて屋」では、仕入をするという仕組みではなく、農家の方が自分達で値段を

決めて売っています。

売上の15%を手数料として頂戴する形で商品を販売しているそうです。

つまり売れれば売れるほど、農家の方も儲けられるシステムなんですね。

さらにレジのデータを15分おきに集計して売上状況をリアルタイムで携帯メールに送信しま

す。これはやる気がでますよね。

その効果なのか、高齢者の方でも携帯操作はバッチリになるそうです。

売れ残りを減らす工夫農家の方の最大のリスクは、商品の売れ残りですが、売れ残りを減らす

システムとして食堂やカフェがあります。

「さいさいきて屋」にある材料で全て仕入をしているそうで、じつに考えられた仕組みだなと

思います。

食堂やカフェを利用されたブログなどを拝見すると、味も評判のようです。

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中でも人気なのが「いちごタルト」パートの人たちと作り上げた商品だそうで、

売上ナンバー1だそうです。

それにしても美味しそうですね〜ネットからでも一定の時期を除いて購入できるようです。

西坂様はある日、出荷農家でもある母親からこんなことを言われたそうです。

「出荷する時に運ぶホウレンソウ70束より、売れ残った4束の方が重い」。

それまで売り上げを上げることばかりに集中していた西坂さまは、「売れ残りゼロを目指す」

ことに方針を転換します。

そして、売れ残りの野菜をパウダーにする工房を建設するなど、出来る限り売り切る方法を

模索されました。

さらに、幼稚園や小学校などに料理や食材を提供し販路も拡大しています。

農産物直売所が「小さな経済圏」を作る!

「さいさいきて屋」は、高齢の農家に販売の道を開いただけでなく、買い物に不便な島などに

暮らす高齢者、いわゆる「買い物難民」を手助けしようと、ネット通販も始めました。

農家と消費者を結ぶために、さらに一歩踏み出した農産物直売所。

目指すは、地域社会をつなぐ核となり地産地消を究めて、小さな今治の経済の中でお金が

回るようにしていくことだということだそうです。

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posted by 未来あんしん隊 ゼンカンライフプラザ at 14:19 | BLOG
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