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2015年05月13日

攻防24兆円市場!日の丸鉄道いよいよ世界へ

世界の沸騰する現場から

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年間24兆円といわれる世界の鉄道市場。

長らく欧米ビッグ3が市場を支配し、出遅れた感のあった日本勢だが、ここにきて存在感が

高まってきました。

タイでは丸紅を中心とした日本連合が新たな都市鉄道を受注。

鉄道発祥の地イギリスでは日立の特急が称賛されていました。

そこに、新たなライバルが台頭!はたして日本の鉄道インフラ輸出の未来は?

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日立高速鉄道

日本のSL・寝台特急が人気のタイで快挙

日本の古い鉄道車両が今も残るタイ。

首都バンコクではブルートレイン“あさかぜ”の寝台車が今も走り、外国人観光客に人気と

なっていました。

さらに戦時中、あの泰緬鉄道に持ち込まれたという日本製のSLがいまだ現役。

そんな日本の鉄道車両が活躍するタイだがバンコクの都市鉄道は欧米ビッグ3の一角、ドイツ

のシーメンスに市場を独占されてきました。

そこに風穴を開けたのが、丸紅を中心にJR東日本が加わった日本連合。

快挙の決め手とは?

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タイで走る日本製のSL

“世界最悪の地下鉄”を変えた日本人

アメリカの首都ワシントンの地下鉄で40年ぶりに導入された新車両。

つくったのは日本の川崎重工業。

デザインを担当したのが「過去25年でもっとも影響力のあるニューヨーカー100人」にも

選ばれた工業デザイナー、宇田川信学さんです。

宇田川さんは、犯罪が多発し“世界最悪の地下鉄”と呼ばれたニューヨーク地下鉄のデザイン

を請け負い、デザインの力で安全な地下鉄に変えたそうです。

宇田川デザインの秘密とは?

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工業デザイナーの宇田川信学さん

危険、暗い、汚い・・・。かつて、世界最悪と言われたニューヨークの地下鉄。

その地下鉄を女性も子供も安心して利用できる地下鉄に蘇らせた日本人が工業デザイナーの

宇田川信学さん。

それが『過去25年間で、最も影響力のあるニューヨーカー100人』に選ばれた日本人です。

一体どのような人物でしょうか・・。

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宇田川信学さんプロフィール

1964年東京都生まれ。

千葉大学工業意匠学科卒業後、クランブルックアカデミーオブアート、

アップルコンピュータ、IDEOを経て、97年シグリッド・モスリンガーと共に、

「Antenna design New York」を設立。

米国ID Review賞、IDEA賞など受賞。

初めての仕事は自動販売機デザイン

今から30年前のニューヨークの地下鉄は頻繁に犯罪の現場となり、窃盗や強姦、殺人事件など

数々の犯罪が起こっていたという。

車両の外や中は落書きで埋め尽くされ、車内にはゴミや汚れた衣類などが散らかっていた。

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宇田川さんが1990年代はじめに手がけたのは切符の自動販売機。

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日本ではすでに当たり前に導入されていた切符の自動販売機だが、まだ当時は導入されていなかった。

アメリカでは機械が壊れていることが多かったため、お金を入れても作動されない場合も

あり、敬遠されていたのです。

そこで宇田川氏は、機械がきちんと作動することを確認してからお金を払うというシステムに

変更。

自動販売機導入へとつながったそうです。

これが受け入れられることとなった宇田川氏は地下鉄車両のデザインも依頼されることと

なりました。

地下鉄をデザイン

ですが、当時のニューヨークの地下鉄は落書きだらけで、昼間でも危険だと言われていま

す。それを大きく変えたのがジュリアーニ市長(在任1994〜2001年)。

彼が参考にしたのが、割れ窓理論。

窓ガラスを割れたままにしておくと、その建物は十分に管理されていないと思われ、ごみが

捨てられ、やがて地域の環境が悪化し、凶悪な犯罪が多発するようになる、という犯罪理論。

軽犯罪を取り締まることで、犯罪全般を抑止できるとされています。

この割れ窓理論を応用し、地下鉄の落書きなどを徹底的に取り締まった結果、殺人・強盗など

の犯罪が大幅に減少し、治安回復に劇的な成果をあげたとされています。

その立役者となったのが宇田川さんです。

落書きをさせないような地下鉄作りに取り組みました。

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暗さを払しょくするために、壁や天井を白くして明るく見せる。

後で落書きされて修繕しても後が残らないようにでも、まっしろではなく、細かい柄をちり

ばめておく。

シートは落書きされにくい素材に。

床は、泥足で入られても、汚れが目立たないように黒っぽく。

ひったくりをさせないように座席とドアの間に、手すりに見せかけた防御壁をつくる。

子供が登って遊ばないように、デザインも斜めにしたらしい。

宇田川さんのデザインは、ニューヨークの犯罪を85%も減らしたといわれています。


鉄道発祥の地イギリスに挑む“日の丸高速鉄道”

世界ではじめて鉄道が開通した“鉄道発祥の地”イギリス。

ただ19世紀の古いインフラが今も残り、定時性などに難がありました。

そんなイギリスに2009年に登場し称賛を受けているのが、日立製作所が2009年に納入した

高速鉄道車両“クラス395”、通称『ジャベリン(=投げ槍)』。

この受注に向けては、困難な道のりがあったが、ある事件をきっかけにイギリス国民の信頼を

得るに至ったそうです。

そして今年3月、新たな“日立の高速鉄道”が海を渡り、イギリスの港に降り立った。

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高速鉄道車両「クラス395」


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posted by 未来あんしん隊 ゼンカンライフプラザ at 11:17 | BLOG
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